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それでは、本記事では1月21日(日)に行われるG2戦、AJCCについて全頭診断と現時点での注目馬をご紹介いたします。
※長文なので下記目次に注目馬は記載してます。
コース概要と馬場想定
現時点では、土日共に雨予報で重馬場の想定。相当タフなレースになりそうです。
直線が短い為、4角出口から追い込むのでは遅く、基本的には前有利なコース。
特に今開催の中山は例年より時計が早く、Cコースに変わったばかりで馬場も傷みが少ないので、より内前が有利になります。
2200mはスタート後とゴール前で2度急坂を上らないとならず相当な能力が無いと逃げ馬は垂れやすいです。
狙いたいタイプ
雨の影響でよりタフな馬場になる事が想定されるので、スピードよりもパワーとスタミナに特化した馬を狙いたいですね。
また今回は逃げ馬がいない為、Sペースで馬群もある程度かたまりそうです。捲れる馬、前残りも想定して先行馬は積極的に狙いたいところです。
モリアーナ
前走はスローのイン前有利な展開を後方から追い込み5着。インをついてはいたが、一定の評価が出来る内容。2走前は展開が向いての1着とはいえ別格の末脚で最後方から差し切った。中山二千の走りを見ても血統的にも距離延長は得意だし、タフな馬場も苦にしないが、追い込み脚質なのと人気しそうな点から妙味は薄そう。紐には入れておくべき。
ボッケリーニ
前走は差し有利な展開が向いて2着。前有利な展開が向いての2着。3走前宝塚記念でも内を通り展開に恵まれての5着だが、イクイノックスに0.5秒差という事を考えると力は確実に上位。中団差しタイプで今の中山にも合いそう。軸には最適な馬だと思います。
チャックネイト
前走前有利な展開を内を通りながら中団から差す競馬で悪くない内容。2走前は外差しの展開が向いての1着。実績的に距離適正と馬場適正は申し分ないが、キレる脚はなく、ジリジリと差を詰める差し脚質で直線が短い中山では評価を下げた方が良さそう。人気するなら思い切って切るも有り。
マイネルウィルトス(注目馬)
前走内前有利な展開を終始中団外目を通りながら、4角から押し上げて差し3着と評価出来る。2走前は内前有利な展開を終始外目で、スタートして後方から徐々にポジションを上げ直線では中団あたりから差して2着と良い内容。斤量差も考えるとチャックネイトより評価出来る。捲ったり早く仕掛ける事も出来る馬でコース相性も良さそう。妙味があるとしたらこの一頭。
ラーグルフ(注目馬)
前走は内前有利な展開と馬場が向かず度外視。2走前も前有利な展開を後方から運び、0.8秒差の11着だがそこまで評価を下げるほどではない。3走前は前有利な展開を終始大外を回るロスがありながら後方から差して2着と強い内容。距離適正が課題で捲りが出来るほど器用な馬ではないが、中山との相性は抜群だし、3走前でヒシイグアスやシュネルマイスターに先着しておりここでは力は上位。内目の枠を引けてロスなく立ち回れれば妙味あり。
クロミナンス
前走Sペースでな前有利展開を後方から差して1着と評価出来る内容。2走前はタフさが求められる前有利な展開を中団後方から追い上げて0.2秒差の4着と評価出来る内容。ただ距離は課題で3ハロンの距離延長は不安材料。軽い馬場での好走が多いのも目立つ。
ショウナンバシット(注目馬)
本来の持ち味である好位からの伸びが活かせない近走5走はほぼG1でメンバーレベルも高く全て度外視出来る。リステッドクラスで2200mはこなしているし、血統と実績的にも馬場が渋った方が合いそうなので、デムーロ騎手から変わり、雨予報で馬場が渋りそうな今回、揉まれずにいけば穴を開けるかもしれない。ハーツコンチェルトにも勝っている実績もあるので能力はあるはず。
アドマイヤハレー
前走前有利な展開を出遅れながら捲り1着と一定の評価が出来る。2走前はSペースで前有利な展開を後方から運び、上がり2位の脚を使いながら直線で壁が出来、横にも出せず、何もできない状態で8着なので度外視。中山ニニの実績もあり、相性は良い。時計も充分通用するが、これまでの相手関係からぐっとレベルは上がるのが不安材料。出遅れも多く、捲りをあまりしない田辺騎手に変わるのもマイナスに働きそう。
サンストックン
前走前有利な展開を後方から内をロスなく運び、伸びきれず8着。2走前はSペースな前残り展開が合わなかったとはいえ直線で横の同じ追い込み馬に遅れを取っていた。ここでは力不足と見るべきか。
シルブロン
前走内前有利な展開を後方から運び、上がり3位の脚で追い上げるも届かず、休養明けの影響かいきなり3600mは長った印象で評価を下げる程ではない。2走前もスローな前有利展開中団から運び4角外回して他馬にぶつかる不利がありながら直線は伸びてほぼ2着と0.1秒差の5着で評価は出来る。キレる足はないので、タフな条件で長く良い脚を使う方が合うため、今回の重馬場想定の中山外回りは合いそう。紐には入れておくべき一頭。
カラテ
前走は宝塚記念は出走馬がレベル違いで度外視可。2走前は展開に恵まれて内をロスなく運ぶも直線で詰まる不利で全く追い出せずスピードにも乗れず外の馬に差されたので度外視可。3走前は前残りという展開に恵まれ最内をロスなく運んだが、不良馬場というタフな馬場を斤量59キロのトップハンデで先行して1着は軽視できない。確実にG2馬としての能力はある。今回Sペースが想定されるので、前残り展開になれば穴を空けそう。紐には入れるべき。
ホウオウリアリティ
2走前で3勝クラスを勝つが展開に恵まれての1着なため、このメンバーには力が劣る印象なので今回は軽視。
カルリーノ
前走マイル戦Mペースで比較的前有利な展開を後方2番手からの競馬で向かず。2走前も前残りの展開をスタート躓く不利と後方からの競馬が合わず度外視。展開待ちな部分もあるが、そもそも2000m以上の経験が一度しかなく折り合いが課題になる事、前走から3ハロンの距離延長がやはり不安材料。今回は軽視が無難か。
まとめ
以上から注目馬は、マイネルウィルトス、ラーグルフ、ショウナンバシットの3頭です。
カラテも入れるか迷ったんですが、雨でタフな馬場だとすると、一番ハナを取りそうなこの馬は上げ切れませんでした(汗)
ただ想定人気を見ると、なかなか荒れる想定も出来そうですね!
枠順発表を待って最終的な予想を記事にしたいと思います!
ではまたっ
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