※この記事は2025年10月31日に更新されています。

秋G1の大舞台の一つである「天皇賞(秋)」。
特に2025年は、日本ダービーの2・3着馬や宝塚記念を制した馬、海外G1を制した馬、他にも各主要レースで活躍した馬など、とても豪華なメンバーが揃いました。
この記事では、そんな天皇賞(秋)の解説や狙い方、推奨馬までを徹底解説していきます。
それでは見ていきましょう!
東京競馬場の芝2000mは最内枠有利、それ以外はフラット気味

2コーナーポケットのさらに奥、2コーナー中間辺りからスタートします。
初角まで126.3m(Aコース時)と短いのでポジションを取りやすい内枠有利、ポジションを落としやすい外枠は不利です。
また2コーナーでペースが緩みやすいのでスローで流れ、後半の末脚勝負になるのが特徴です。
ただし、外枠にも先行馬がいる場合、外枠先行馬が距離ロスを避ける為にスタート直後から内に寄ろうとするので、内枠の馬は被されて下げざるを得なくなり、不利を受けやすいので脚質は慎重に判断が必要です。
それでも、やはり直線での末脚が重要なコースなので、枠よりもまずは各馬の能力をしっかりチェックする方がオススメです。
また高速馬場ではより速い上がりを使える馬、道悪馬場では最内枠の先行馬か外枠でもスムーズに内を取れそうな先行馬を狙うのがオススメです。
東京競馬場の馬場は内前有利
Bコース替わりの初週に行われる為、内有利なバイアスが強まります。
金曜日から土曜日にかけて雨が降る予定ですが、土曜日の降水確率は50%のため、東京芝の排水能力を考えれば天皇賞秋当日は良~稍重で開催される可能性が高いです。
なのでレースに大きな影響を与えるほどではないと判断し、内枠有利かつ末脚重視で予想して問題なさそうです。
ホウオウビスケッツとメイショウタバルが馬群を引っ張る展開に
枠順も確定し、逃げ先行馬の筆頭であるホウオウビスケッツとメイショウタバルが外目の枠に入りましたね。
内枠がポジションを取りやすい東京芝2000mなので、恐らくスタート後は外からこの2頭がペースを上げて内前を取りにくるでしょう。
そうなると内枠の差し馬勢は被されてポジションを外さざるを得ず、特にミュージアムマイルとシランケドには不利な枠順になったと思います。
逆にタスティエーラにとっては一番良い枠順に思います。スムーズに内前を取り、スタミナを生かして先行して粘り切ることが出来そうです。
過去に好走した馬の共通点
宝塚記念好走馬が有利 東京で上がり最速の32〜33秒台の馬は有力
3歳馬で日本ダービーと皐月賞の両方で中団から好走した馬
天皇賞(秋)の推奨馬
的中率を重視したい場合
マスカレードボール(想定1番人気)
前走日本ダービーは前有利な馬場展開を中団から差して2着に好走と強い内容。前々走皐月賞は差し有利な展開が向くもスタート後に不利を受けての3着と評価は下げる必要なし、むしろ強さが示された。
過去に好走した馬の共通点にも合致していて、東京芝では安定感のあるルメール騎手も鞍上で条件は揃ったように感じる。
回収率を重視したい場合
タスティエーラ(4番人気)
前走と前々走は若干差し有利な展開で先行しながら直線でも末脚伸ばして勝利。特に香港カップはリバティアイランドやロマンティックウォーリアー相手に展開不利がありながらの3着と着順以上に評価出来る内容。
昨年の天皇賞秋でも2着に残り、超高速馬場で前有利な馬場展開が向いた事を考えても、ドウデュースやべラジオオペラといった猛者を相手に好走した能力は評価したい。
安定した先行力と直線でもバテずに末脚を伸ばせるスタミナが武器の馬で、高速馬場の東京芝は合い、東京芝2000mでの実績も申し分ない。
先述した通り枠順も好印象で、内前をスムーズに取ってスタミナを生かした先行粘りが出来そうですね。
雨の影響が残れば差し馬勢は末脚を発揮しにくくなるので、よりタスティエーラに向く馬場になります。
 
       
       
       
      
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