※この記事は2025年10月19日に更新されています。

秋G1の2つ目である「秋華賞」。
桜花賞、オークスに続く牝馬3冠競走のうちの最後の1戦です。
この記事では、その毎年10月に行われるG1レースである秋華賞の徹底考察と狙うべき推奨馬をお伝えします。
私はいつも「コース」「馬場」「展開(ペース)」「馬の能力」の4つを基に予想しています。
特にコース解説は、秋華賞以外にも平場レースで使われる京都芝2000mの予想をする際にも役立つ情報なので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
京都2000mは好位・中団差しが有利!

舞台は京都競馬場の芝2000mです。 初角まで309mと短めで、スタート後早めにコーナーを迎えるので前半のペースはスローになりやすい。 向正面も3コーナーまで上り坂のためペースはゆったり進むのでポジションを上げやすく、3コーナー入り口あたりを頂点に下り坂へ入って加速する関係で捲りがしやすいコースでもあります。 そしてそのまま4コーナーも過ぎ、最後の直線は平坦になるので比較的先行負荷は少なめですが、上級条件では全体のペースが締まるので好位・中団差しも届くこともあります。 また3コーナー以降の下り坂から加速してゴールまで長い距離スピードを維持しなければいけないので、上級条件ほど逃げ馬の負荷も大きくなってきます。
京都の馬場は良好で内がまだ使える
京都開催3週目でまだ馬場は良好なので、雨が降って重馬場以上になり時計がかかる馬場にならない限りは内有利なバイアスは継続するものと想定しています。
過去に好走した馬の共通点
勝ち馬はG1勝利経験、または連続好走。 オークス好走馬は秋華賞でも好走傾向あり。 マイル、特に東京マイルで上がり3位以内で好走した馬。 紫苑S、ローズS勝ちも。
メンバー構成と枠順による展開想定
内枠に逃げ先行馬が固まり、外枠に上位人気の差し馬勢が寄る枠順となりました。
京都芝2000mは初角までの距離が短く、1・2コーナーも急な角度になっている為、スタート後は内枠主導で速めにペースが流れそうです。
外枠の馬は強引に先行して終始外を回る事になるか、ポジションを落として後方からの差し追い込み競馬にするかの2択になり、どちらにしても不利を受ける可能性が高いと考えます。
外枠の馬は先行して上手く中団の内目に位置を取れれば良いですがかなり騎手の技量によるので、そこに期待して馬券を組み立てるのは得策ではないですね。
向正面の上り坂である程度馬群は詰まってくると思いますが、それでもハイペースで団子になる事はなく、少し縦長気味にコーナーを過ぎると思います。
その為、外を回す差し馬は4コーナー出口までに位置を上げきれないことになります。
さらに京都の4コーナーは90度近い角度で急に曲がるので外に膨らみやすく、4コーナー出口では馬群がバラける傾向にあるんですね。
それによって外を回す差し馬はさらに距離ロスになるのです。
それでもめちゃくちゃ速い上がりを持つ馬なら差し切れることもありますが、今回大外のカムニャックやパラディレーヌも上がり1位を連発するような豪脚はないので、後方からの競馬になった場合に差し切れるのか疑問があります。
最終的には、ハイペースによって逃げ先行馬の前崩れ展開になり、内をロス無く立ち回った差し馬(特に好位・中団から)の差し切りとタフな逃げ先行馬の粘り込みで決着するとウマリーは予想しています。
秋華賞の推奨馬
以上の各考察から、スムーズに内を取れそうな枠で、好位または中団にポジションを取ることが出来る差し馬が狙い目だと考えています。
仕掛けが早くなるコースですので、3〜4コーナーでどうしても外を回さないといけない外枠の後方差し・追い込み馬は、距離ロスが大きく影響するので評価は下げる必要がありそうです。(上がり2位以上だった馬は可能性あり)
的中率を重視したい場合
カムニャック(想定1番人気)
オークス、ローズS勝利馬ですね。
オークスのように後方から運ぶ形になると京都は若干不利かも。
前走前々走も展開が向いた点は過剰評価は禁物ですが、ここでは能力は最上位。
回収率を重視したい場合
ジョスラン(4番人気)
前走はスローペースな展開が向くも、終始外を回しながら中団前目に先行して上がり2位の脚で同タイムの2着と勝ちに等しい内容。中山、東京芝コースでも33秒台半ばで上がり1位を2度出しており、末脚は健在。
内枠を取れた事、ハイペースで差し有利な展開が向きそうな今回は好走条件が揃っています。
単勝妙味も高い一頭です。
ダノンフェアレディ(8番人気)
同じく内をロス無く立ち回れそうな最内枠の差し馬であり、速い上がりも持つ馬です。
新馬戦でもショウナンザナドゥと差のない競馬をしており、ここで戦える能力はあると判断出来ます。
4コーナーで馬群が広がりやすいことも考えると、展開が向いて内の空いたスペースから差すことも出来る、人気・オッズに対して期待値が高い一頭です。
危険な人気馬
エンブロイダリー(2番人気)
前走のオークス9着は完全に距離が長かったことによる敗走で度外視可能ですが、ベストはマイル。
桜花賞やクイーンCを見ても、重ための馬場や流れるペースの中では鋭い末脚を発揮しづら今タイプに見えます。
尚且つ2000mという距離もこの馬には長い印象があり、今回もハイペースで流れる可能性が高い中でルメールが先行すると言っていた点も加味すると、展開が向かずに他に差し切られる、あるいは届かない可能性があって妙味は薄いと判断しました。


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