こんにちは、ウマリーです。
本記事ではレース回顧のやり方を解説していきます。
レース回顧とは、つまり振り返りです!
レースの振り返りをする事で、能力のある馬を見極める事が出来ます。
例えば、能力のある馬①がレースで不利を受けたり、展開不向きで着順が悪かったら、どうなるでしょうか?
多くの方は競馬の予想を馬柱を見て行う為、前走で好走してない馬は軽視される可能性が高くなります。
それが何レースも続けば、7番人気、8番人気と次走で人気を落とすでしょう。そしてどんどん軽視されていき、オッズも上がっていきます。
しかし、その馬①は実際には不利や展開不向きで走らなかっただけで、能力はあるのです。
そしてその馬①が出走する次のレースで、その馬が好走する条件が揃っていて、
それをあなたが見極められたら、とてもおいしいと思いませんか???
先述のとおり、多くの方は馬柱で3着内が連続している馬を選ぶ傾向にあり、そういった馬たちが人気します。しかしその好走が全て展開が向いた故の結果だとしたら?これがいわゆる過剰人気です。
きっとそのレースでは馬①が好走して、過剰人気の馬は馬券外へ飛ぶでしょう。
このように能力のある穴馬を見つけられるのが「レース回顧の強み」です!
この後からは、私が実際に行っているレース回顧のやり方を皆さんにご紹介していきます。
馬場状態を確認する
上の写真のレースを例にしてみましょう。
12月16日土曜日の尾頭橋ステークスは、中京競馬場のダート1800mで、左回りにコースを一周するコースです。
直線が長く、ゴール前に勾配のきつい坂がある事でスタミナも求められます。
写真のレース名右下に「曇🌥重」と書かれているのが、「当日の馬場状態」です。
ダートの場合は、基本的に晴れて水分を含まないパサパサな砂になると良馬場となり、タフな馬場となります。晴れた日の砂浜をダッシュすると足を取られやすいのと同じ感覚ですね。
逆に前日に雨が降ったりなどして砂が水分を含んで固くなると稍重馬場、または重馬場となります。
同じ砂浜でも海にかなり近い部分の砂は固めで走りやすいですよね。
つまり、ダートの重馬場は脚抜きが良くなり、スタミナよりもスピードが求められる馬場傾向に変わるのです。
このように馬場状態から、「タフな馬場を得意とするパワー型の馬」と「脚抜きの良い馬場を得意とするスピード型の馬」のどちらが好走する傾向だったのかを確認します。
展開の有利不利を確認する
上の写真の画面を下にスクロールすると、下の画面が出てきます。
ここでは、ネット競馬アプリ内で分析された馬場情報やレース中の各コーナーの通貨順位、200m毎の通過タイムが記載されてます。
「コーナー通過順位」の「黄色い四角」は1着馬番、「青文字」は2着馬番、「赤文字」は3着馬番を示します。
この写真から、
- 「13」は終始先頭で逃げ切り勝ち
- 「2」はかなり後方から追い込んで2着
- 「9」は中団より少し前目で競馬して、直線で3着まで伸びた
という事が分かります。
私はいつもこれを、実際のレース映像を見ながら5着馬まで確認しています。
レース映像を見るのが重要で、各馬がコースの内側をロスなく立ち回ったのか、外目でロスがありながら走ったのかを判断します。
- 4着馬番「5」は4コーナーまで3番手を走り、ゴール手前で他馬に差された
- 5着馬番「1」は中団から少し後ろ目で競馬して、直線でじわじわ伸びた
という事が分かります。
ここまで確認すると、5着内中3頭は前目で競馬した馬だったことが分かります。
つまり、前有利の展開だったのです。
馬場状態・展開から不利を受けていた馬を探す
上記から、私は「2.アイブランコ」に着目しました。
前有利な馬場と展開を4コーナー出口まで後方2番手で走り、直線で一気に追い込み2着まで来るという
展開に反した強い競馬をした馬だということが分かります。
このようにして、私は日々能力のありそうな馬を探してレース回顧を行ってます。
まとめ
レース回顧を続けていくと、その馬がどのような馬場や展開を得意としているのかが分かるようになってきます。
レースを予想する際も、レースの展望が見えてきますし、穴馬を見つけやすくなります。
本記事では好走した馬に着目しましたが、馬場・展開が不向きで凡走した馬でも
過去に現級以上のクラスの馬や
既に重賞で活躍しているような馬と
差のない競馬をした実績などあれば、「このレースは度外視できる。能力はあるから今後も追ってみよう」
と判断することもできます。そのような度外視レースが続けば、能力のある馬でも不人気になりますので、
穴馬をさらに見つけやすくなります!これをやっていない人にも回収率で差をつけられます!
今回はレース回顧のやり方を解説していきました。
次回は私のレース予想のやり方を解説していければと思ってます。
少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです!^ ^
ではまたっ
コメント